国民健康保険―保険料に関する基本知識
国民健康保険料(国民健康保険税)の特色・特徴
国民健康保険の財源は、国や県の補助金と保険者(市区町村)の負担金、そして、被保険者が支払う保険料とでまかなわれていますが、その実施主体は市区町村です。
そのため、市区町村により保険料の計算方法が異なっており、保険料は住んでいる地域によりかなりの格差があります。
また、他の保険制度と比較すると、国民健康保険は所得に対する負担率が高いです。
国民健康保険料(国民健康保険税)の根拠法令
保険料(保険税)徴収の根拠は、国民健康保険法と各市区町村の条例です。
なお、国民健康保険法では、保険料方式が原則とされていますが、条例により保険税方式を採用する市区町村が多くあります。
その意味については、次のページを参照してください。
国民健康保険料(国民健康保険税)の単位と納付義務者
国民健康保険は世帯単位で加入する制度です
つまり、国民健康保険料(国民健康保険税)は世帯が単位で、世帯全員の年間収入により決まります。
また、これに伴い、納付義務者が世帯主となります。
したがって、たとえば、世帯主自身が国民健康保険の被保険者でない場合でも、その構成員の中に国民健康保険の被保険者がいるときは、世帯主は保険料(税)の納付義務を負うことになります。
なお、国民健康保険の加入や脱退などの各種届出義務者も世帯主となっています。
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