［保険］医療保険・年金保険等

診療報酬―計算方法―出来高払い方式

出来高払い方式とは

出来高払い方式の定義・意味・意義

出来高払い方式とは、診療報酬の計算方法のひとつとして、細分化された一つ一つの医療行為ごとに点数を設定し、それらを合計して計算するという診療報酬の計算方法のひとつです。

出来高払い方式のデメリット・短所・欠点・弊害

出来高払い方式のもとでは、医療行為が多ければ多いほど医療機関の収入が増えることになります。

つまり、検査や投薬などをすればするほど儲かるので、これが、いわゆる「検査漬け」や「薬漬け」の問題、ひいては、医療費増大の元凶ともなっていました。

出来高払い方式の位置づけ・体系

診療報酬の計算方法は、大別すると、次の２つの方式があります。

1. 出来高払い方式
2. 包括払い方式（包括払い制度・包括医療）

出来高払い方式の経緯・沿革・歴史など

出来高払い方式の欠点・弊害を防止するため、２００３年（平成１５年）に、特定機能病院を対象に、包括払い方式が導入されました。