［保険］医療保険・年金保険等

退職・定年後の選択肢①任意継続―要件・条件

（" 任意継続―要件・条件 "から複製）

任意継続の要件・条件

任意継続とは、会社を退職しても本人が希望すれば、その後最長２年間は在職中に加入していた（つまり、元の会社の）健康保険の被保険者になることができる制度をいう。

 

定年後・退職後の健康保険の問題に対する、最有力候補の選択肢である。

退職・定年後は任意継続と国民健康保険のどちらがお得１―３つの方法・手段・選択肢

 

しかし、任意継続にするためには、次の２つの要件・条件がある。

1. 継続した被保険者期間が２カ月以上あること
2. 資格喪失日から２０日以内に申請すること

１．継続した被保険者期間が２カ月以上あること

まず第一は、継続した被保険者期間が２カ月以上あるということ、つまり、退職の日までに健康保険の加入期間が２カ月以上あるということである。

簡単に言えば、同じ会社に２カ月以上在籍していたことが必要ということである。

もちろん、その間健康保険に入っていたことが必要である。

 

２．資格喪失日から２０日以内に申請すること

次に、手続的な要件として、資格喪失日から２０日以内に申請することが必要である。

ただし、２０日目が営業日でない場合は翌営業日までとなる。