退職・定年後は任意継続と国民健康保険のどちらがお得4―もう一つの選択肢(裏技?)
任意継続にするか、国民健康保険に加入するかという問題のもう一つの選択肢
任意継続にするか、国民健康保険に加入するか、の選び方のポイントは保険料でした。
前ページで述べたように、国民健康保険は基本的に前年の所得が基準となるので、退職前の給料が高かった場合には一般的には任意継続するよりも保険料は高くなる可能性が高くなります。
しかし、その1年後以降には所得が減ることで、国民健康保険の保険料の方が安くなることもあり得ます。
したがって、退職時には国民健康保険の保険料の方がかなり高いということで任意継続を選択し、その翌年以降から国民健康保険に加入するという方法もあります。
ただし、任意継続にする場合、割引という特典があることから、2年間分の保険料を一括して前納していた場合には、保険料が安くなるという理由から途中で任意継続をやめることはできず、また保険料も返してはもらえません。
そこで、2年目以降は国民健康保険に加入することを考えている場合には、割引という特典はありませんが、月払いで保険料を支払うようにした方がいいでしょう。
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