先進医療
先進医療とは
先進医療の定義・意味・意義
先進医療とは、一般の医療水準を超えた最先端の医療技術のうち、厚生労働大臣の承認を受けたものをいいます。
先進医療の具体例
具体的には、次のようなものが先進医療とされています。
- インプラント義歯
- 強度変調放射線治療
- 人口中耳
- 抗ガン剤感受性試験
先進医療の経緯・沿革・歴史など
高度先進医療
高度先進医療とは、2006年(平成18年)9月までに存在した先進医療制度の前身となる制度です。
2006年(平成18年)10月1日の健康保険法改正により、新たに先進医療制度としてスタートしました。
先進医療の医療保険での取り扱い(取扱い)
保険外併用療養費制度
先進医療は公的医療保険の対象外です。
そして、日本では、混合診療の禁止という原則があり、一連の診療行為において保険診療と保険が適用されない保険外診療を併用することは原則として認められていません
その結果、一連の診療行為の一部に、保険が適用されない保険外診療があると、保険が適用される診療も含め、医療費全額が自己負担となります。
しかし、先進医療については、この混合診療の禁止の例外として、例外的に保険診療との併用が認められています。
つまり、先進医療を受けるための特別料金部分は保険の対象外として全額自己負担となりますが、診察・検査・投薬・入院料など通常の保険診療との共通部分については、保険の対象となり、一部負担金(3割)を支払えば足ります。
高額療養費制度
先進医療を受けるための特別料金部分は、高額療養費制度の適用対象外です。
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