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国民健康保険―保険料（保険税）の滞納―概要・概略・全体像

国民健康保険の保険料（保険税）の滞納―概要・概略・全体像

国民健康保険料（保険税）を滞納した場合の措置については、各市区町村で規則、訓令、実施要綱・要領が定められています。

まずは督促状が届き、延滞金がかかってきますが、それでも支払わないでいると、滞納期間に応じて、以下のような一連の措置がとられることになります。

ここでは滞納措置の一例を示します。

１．保険料（保険税）の滞納が６ヶ月以上１年未満の場合

有効期間の短い（６カ月以下となります）短期被保険者証が交付されます。

保険料（保険税）の支払いが苦しい場合であっても、なんとかこの「短期被保険者証」の段階で食い止めておきましょう。

短期被保険者証の詳細については、次のページを参照してください。

短期被保険者証とは

２．保険料（保険税）の滞納が１年以上１年６ヶ月未満の場合

保険証を返還することになります。

そして、かわりに被保険者資格証明書が交付されます。

保険証の代わりに、この被保険者資格証明書で病院にかかることになりますが、医療費は全額自己負担となります。

被保険者資格証明書とは

３．保険料（保険税）の滞納が１年６ヶ月以上の場合

保険給付の全部または一部が差し止められます。

また、財産の差押処分が行われる場合もあります。