関連分野
国民健康保険や健康保険などの医療保険の対象となる医療サービスには、次のようなものがあります。
- 診察・診断
- 薬や注射などの治療・処置
- 手術
- 入院
- 看護
- 在宅療養・在宅医療・在宅ケア(医師による訪問診療)
ここでは、医療保険の対象とはなりませんが、こうした医療サービスと密接に関係する次にあげる分野についてまとめてみます。
- 先進医療
- 予防・健康増進
- 介護
1.先進医療
高度な先進医療については、保険外併用療養費として、保険の対象となっている部分もありますが、それ以外は保険対象外の自由診療となります。
高度医療については、この日本においても、経済格差を反映した医療格差が厳存するということになります。
2.予防・健康増進
病気の予防は、医療サービスに劣らず重要な分野ですが、健康診断や人間ドックなどは保険対象外です。
ただし、平成20年から生活習慣病の予防を図ることを目的とした特定健診・特定保健指導がスタートし、保険給付の範囲が拡大されました。
3.介護
従来、長期入院などの形で医療が受け持っていた分野ですが、介護保険法の施行により、介護については、原則として介護保険で給付されるようになりました。
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