肝臓の検査―血液検査―AST(GOT)
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GOTとは
GOTの定義・意味・意義
GOTとは、肝細胞に多く含まれる酵素のひとつです。
なお、GOTは心筋にも多く含まれます。
GOTの別名・別称・通称など
AST
GOTはASTと呼ばれることが多くなってきました。
GOTの検査の趣旨・目的・役割・機能
肝機能の指標
GOTは肝臓に障害が起こると、肝細胞内から血液中に漏れ出て、値が高くなります。
そのため、GOTは肝機能の状態(肝細胞の破壊の程度)を調べるための一般的な検査項目となっています。
つまり、肝機能の一般的な指標といえます。
GOTの位置づけ・体系
健康診断で、肝機能の状態を調べるための一般的な血液検査の項目には、GOTも含めて次のようなものがあります。
検査数値結果の見方・読み方・解釈の仕方
基準値
35IU/L以下
基準値は、検査機関により異なります。
基準値より高い場合
健康な人でも、常に古い肝細胞が壊れて新しい肝細胞が生まれているので、ある程度の量のGOTは血液中に存在します。
しかし、肝臓に何らかの障害が起こって、肝細胞が大量に破壊されると、血液中のGOTの値が高くなります。
また、肝臓に炎症が起きたり(肝炎)、脂肪がたまっても(脂肪肝)、GOTの値は高くなります。
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