［保険］医療保険・年金保険等

健康保険と国民健康保険の保険給付の違い

健保も国保も基本的にはその保険給付の内容に変わりはありません。

ただし、国保では、保険給付の種類として、健保にはない法定任意給付や任意給付という区分があるため、実際には受けられない現金給付が出てきます。

この現金給付には、次のようなものがありました。

• 出産育児一時金
• 葬祭費・埋葬料
• 傷病手当金
• 出産手当金

このうち、特に傷病手当金と出産手当金については、その実施が義務付けられていない（条例や規約の定めによって特に行うことができる）任意給付とされているため、これを実施している市区町村はほとんど（まったく）ないようです。

なお、健保と国保は、保険料でも格差があります。

もともと国保の方が保険料が高めであるのに加え、扶養家族があれば、さらに扶養家族の人数分の額が必要となってきます。

参照　→国民健康保険―保険料の計算方法―内訳―均等割