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膝（ひざ）の痛み―原因・病気―変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症の特色・特徴

変形性膝関節症は、加齢に伴って増え、ひざの痛みの原因として、もっとも多い病気です。

治療せずにほうっておくと、さらに痛くなり、膝関節が変形して、日常生活に支障をきたすようになります。

変形性膝関節症の症状（病状）

１．ひざが痛む

変形性膝関節症になると、ひざに負担がかかると、痛みが生じます。

そのため、歩きにくくなり、特に階段の上り下がりが困難となってきます。

また、ひざを曲げたり伸ばしたりもしにくくなります。

詳細については、次のページを参照してください。

変形性膝関節症の経過と症状

２．水がたまる

ひざが痛い場合、「水がたまっている」場合がよくあります。

この「水」とは関節液のことです。

ひざに関節液がたまると、ひざが腫れっぽくなり、動かしにくくなるうえ、痛みの原因ともなります。

変形性膝関節症の原因

変形性膝関節症の原因には、次の２つがあります。

ひざの関節軟骨が磨り減る

膝関節の周辺にある骨の表面は、関節軟骨が覆っています。

関節軟骨は、膝関節のクッションの役目を果たしています。

この関節軟骨が磨り減ると、骨同士が直接こすれることで痛みや炎症が起こります。

この痛みや炎症が変形性膝関節症です。

半月板が損傷する

膝関節には、半月板という軟骨もあります。

半月板も、膝関節のクッションの役目を果たしています。

半月板は、硬いものにぶつかるなどすると損傷しますが、この半月板の損傷による痛みや炎症も変形性膝関節症です。