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膝（ひざ）の痛み―検査―関節液検査

膝（ひざ）の痛みの原因を調べる検査―関節液検査とは

関節液検査の意味・意義・定義など

関節液検査とは、膝にたまった関節液（いわゆる「水がたまる」状態の「水」）を、ひざのちょうど裏側から注射で採取して調べる検査です。

関節液検査は、通常、関節液を抜いて（水を取って）痛みを抑える治療や、ヒアルロン酸などの関節内注射をして痛みを抑えたり、改善する治療をする際に、いっしょに行われます。

関節液検査でわかること

関節液検査では、たとえば、次のようなことがわかります。

１．変形性膝関節症

変形性膝関節症の場合は、軟骨や半月板が削れてできたかけらが関節液中に浮いています。

したがって、関節液検査はエックス線検査と並んで変形性膝関節症の診断に重要です。

２．関節リウマチなど炎症性の病気

通常、関節液は黄色がかった透明ですが、炎症性の病気があると、白く混濁します。