［保険］医療保険・年金保険等

保険会社―保険販売―販売ルート―保険代理店―分類―乗合代理店

乗合代理店とは

乗合代理店の定義・意味・意義

乗合代理店（のりあいだいりてん）とは、複数の保険会社と委託契約を締結し、複数の保険会社の保険商品を取り扱う保険代理店をいう。

乗合代理店の具体例

ほけんの窓口グループ

乗合代理店の最大手は「ほけんの窓口グループ」である。

乗合代理店の位置づけ・体系（上位概念）

保険代理店

保険代理店は、次の２つに大別される。

1. 専属代理店
2. 乗合代理店

乗合代理店の経緯・沿革・由来・起源・歴史など

従来、日本の保険業界では、専属代理店が一般的であった。

しかし、金融商品の自由化や外資系の保険会社の参入などにより、主に生命保険業界で２０００年頃から委託型募集人の制度を利用した乗合代理店が急増した。

乗合代理店の特色・特徴

委託型募集人

乗合代理店は委託型募集人を増やすことで急成長した。

委託型募集人は社員とは異なり、社会保険に加入させる必要がないため、販売コストが安い。

乗合代理店のメリットとデメリット

メリット

多様な選択肢

乗合代理店では、顧客がひとつの店舗で複数の保険会社の保険商品を比較したうえ、必要性や好みに応じて自由に選ぶことができる。

デメリット

保険商品の不適切販売の可能性

委託型募集人の多い乗合代理店では、商品説明が不十分になったり、ノルマ達成や手数料目的で特定の保険商品を顧客に勧めるなど不適切な保険販売が行われる可能性が指摘されている。