［保険］医療保険・年金保険等

保険会社―保険販売―販売ルート―保険代理店

保険代理店とは

保険代理店の定義・意味・意義

保険代理店（ほけんだいりてん）とは、保険会社と委託契約を締結して、保険商品を販売する店舗をいう。

保険代理店の分類・種類

保険代理店は、次の２つに大別される。

1. 専属代理店
2. 乗合代理店

保険代理店の組織

保険代理店は、社員（正社員・派遣社員）という従来の雇用ベースの組織と委託型募集人という委託ベースの組織とに大別される。

乗合代理店は、このうち委託型募集人の制度を利用して２０００年頃から急増した。

1. 社員という雇用ベースの組織
2. 委託型募集人という委託ベースの組織

保険代理店の趣旨・目的・役割・機能

保険会社の保険商品の販売ルートのひとつ

保険代理店は、保険会社の保険商品の販売ルートのひとつである。

たとえば、損害保険会社は、保険代理店を通じた^※保険商品の販売を主力とする。

^※保険代理店に占める専属代理店の比率は約７６%（２０１２年（平成２４年）度末）。

一般社団法人日本損害保険代理業協会　専業・副業別代理店数等 http://www.nihondaikyo.or.jp/agent/05.aspx

また、生命保険会社は、乗合代理店に保険商品を提供していることが多い。

金融商品の自由化や外資系の保険会社の参入などにより、２０００年頃から、生命保険会社の乗合代理店が急増した。

なお、このため、「生保レディ」を使った従来型の販売方法をとる国内の大手生命保険会社が人材（社員）を一社専属で育成しても、委託型募集人を利用した乗合代理店に切り崩されるという傾向がある（２０１５年時点）。