血圧とは
血圧とは
血圧の定義・意味・意義
血液は、全身に必要な酸素や栄養を運んだり、不要になった二酸化炭素や老廃物を回収したりして、生命活動を支えています。
この血液を全身に送り出すポンプのはたらきをしているのが心臓です。
心臓は、成人で平均65回/分拍動して、血液を全身に送り出しています。
このとき、1分間に3~5リットルもの血液が押し出されているのですが、この心臓から押し出された血液が血管(動脈)にあたえる圧力が血圧です。
血管には、つねに強い圧力がかかっています。
血圧の2つの種類
血圧は、たとえば、「上が110で、下が70」というように、2つの数値で表現されます。
上の数値を最高血圧、下の数値を最低血圧といいます。
最高血圧
心臓の筋肉が収縮し、血液を押し出したときに血圧はもっとも高くなります。
このときの血圧が最高血圧です。
収縮期血圧ともいいます。
最低血圧
逆に、心臓の筋肉が緩んだとき、血圧はもっとも低くなります。
このときの血圧が最低血圧です。
拡張期血圧ともいいます。
血圧の単位
血圧の単位は、「mmHg」です。
これは細い管に入った水銀(Hg)の柱を何ミリメートル押し上げることができるかということをあらわしています。
たとえば、血圧が100であれば、水銀柱を100mm(10cm)押し上げる圧力が血管にかかっているということです。
水銀の比重は、約13.5ですので、これは水に換算すると、水柱を1.35m押し上げるだけの圧力ということになります。
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