高血圧―原因―塩分
高血圧の原因―塩分
概要・概略・全体像
高血圧は、ストレス、嗜好品(酒・タバコ)、運動不足、肥満、遺伝などといった複合的な原因によるもので、そのはっきりした原因はわからないともいわれています。
しかし、これらの中でも、食塩・塩分(塩化ナトリウム)が高血圧の主な原因であると考えられています。
実際、食塩摂取量に比例して血圧が上昇することは、国際的にも証明済みです。
特に日本人は、国際的に見ると、1日平均食塩摂取量が多く、高血圧になりやすいといわれています。
塩分が高血圧の原因となる理由
からだは、塩分をとって血中で高くなったナトリウムの濃度を、水分を増やすことで薄めようとします。
そのため、血管に、より多くの血液が流れることになるので、血圧が高まります。
ただし、塩分をとったからといって、すぐに高血圧になるわけではありません。
塩分をとって血圧が上昇したとしても、通常は一時的なものです。
腎臓により、ナトリウム濃度や血液量が一定に維持されているからです。
しかし、日常的に多くの塩分をとっていると、血圧の高い状態が維持されてしまいます。
この状態が高血圧です。
対策
減塩と運動で、塩の摂取を減らすとともに、塩を体外に排出することで、体内減塩化を図ることが、高血圧の予防・改善に効果的であると考えられています。
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