栄養状態の検査―血液検査―血清鉄
(" 体液―血液―構成―血しょう―血清―血清鉄 "から複製)
血清鉄とは
血清鉄の定義・意味・意義
血清鉄とは、血清中に存在する鉄をいいます。
血清鉄は骨髄に運ばれて、赤血球内のヘモグロビンの材料として使われます。
血清鉄を検査する趣旨・目的
血清鉄の濃度は、血液検査でわかります。
これを調べることにより、鉄欠乏性貧血や鉄過剰状態の有無がわかります。
血液検査―検査数値の見方・読み方・解釈の仕方
基準値・標準値・適正値(平均・目安)
50~139μg/dl
基準値は、検査機関により異なります。
基準値より低い場合
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血(鉄分不足による一般的な貧血)の疑いがあります。
対策・対処法・治療・治し方
鉄欠乏性貧血の場合
鉄剤が処方されます。
血清鉄は約1~2カ月ほどで正常化します。
ただし、貯蔵鉄はまだ十分に補充されていません。
そのため、半年~1年程度は鉄剤の服用を続けます。
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