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肝臓の検査―血液検査―総コレステロール値


(" 脂質異常の検査―血液検査―総コレステロール値 "から複製)

総コレステロール値とは

総コレステロール値の定義・意味・意義

総コレステロール値とは、善玉コレステロール(HDLコレステロール)、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)、中性脂肪(トリグリセライド)など、血液中に含まれるコレステロールの総量をいう。

 

総コレステロール値の趣旨・目的・役割・機能

高コレステロール血症等

総コレステロール値は、高コレステロール血症(脂質代謝)や肝臓の状態(肝機能)を調べるための、健康診断の検査項目である。

長生き・長寿

日本脂質栄養学会が作成した『長寿のためのコレステロール ガイドライン』(2010年版)によると、日本では、総コレステロール値(またはLDLコレステロール値)が高いと、総死亡率が低下する、つまり、総コレステロール値は高いほうが長生きなのである、という。
また、このことは専門家の間では10年以上前からわかっていたことともいう。

我々のガイドラインでエビデンスを示したように、総コレステロール値あるいは LDL-コレステロール値が高いと、日本では何と総死亡率が低下する。つまり、総コレステロール値は高い方が長生きなのである。このことは専門家の間では 10 年以上前から分かっていた。なぜこのような単純で重要なことが一般には知らされていなかったのだろうか。
今回、日本脂質栄養学会が中心となり、高脂血症のガイドラインを編集することになったが、本ガイドラインには今まであまり知られていなかった多くの事実が含まれている。それが可能になった理由は編集委員のほとんどが製薬企業から研究費等をもらっていないからである。…

『長寿のためのコレステロール ガイドライン 2010年版』 日本脂質栄養学会、序文。 

検査数値の結果の見方・読み方・解釈の仕方

総コレステロール値の基準値・標準値・適正値(平均・目安)

次のページを参照。

総コレステロール値の基準

 

基準値より高い場合
高コレステロール血症

血液中の総コレステロール値が基準値より高い場合は、まずは高コレステロール血症と診断される。

日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドラインによると、総コレステロール値が220mg/dl以上である場合、「高コレステロール血症」とされている。

 

脂質異常症

2007年、日本動脈硬化学会は、「高脂血症」という病名を「脂質異常症」へと名称を変更し、その診断基準として、LDLコレステロールを採用し、総コレステロール値を診断基準からはずした。

そのため、高コレステロール血症であっても、脂質異常症とは診断されない。

なお、脂質異常症(高脂血)は高血圧・高血糖と並び、動脈硬化の3大危険因子である。

 

基準値より低い場合
肝臓の状態を調べる

コレステロールのほとんどは肝臓で合成される。

したがって、肝臓の機能が低下すると、総コレステロール値は低くなる。

 



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